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  • 執筆者の写真アンコンシャスバイアス研究所

倉敷紡績(クラボウ)さんのステキな取組みをご紹介。




面白いことやってやろう。クラボウ


この写真は、日経新聞を皮切りとした「クラボウ(倉敷紡績株式会社)」さんによる企業広告です。クラボウさんといえば、最近は、「新型コロナウイルス抗体検査試薬キット」販売開始のニュースリリースなどで目にされた方も多い企業名ではないかと思います。






そこで紹介されているのがこの写真です。

「ダイバーシティ&インクルージョン」を重要な経営方針の一つとして位置づけられ、様々な取り組みを行われているのですが、その一環でお手伝いをさせていただいたのが「アンコンシャスバイアスの啓発冊子」です。



一人ひとりがイキイキと活躍することを願い、

「アンコンシャスバイアス」をお伝えしているわけですが、

その手法は多岐にわたります。



◉研修/講演で、伝える

◉オンラインセミナーで、伝える

◉動画(Eラーニング)で、伝える

書籍で、伝える

◉コラム記事で、伝える

◉オリジナルの冊子をつくって、伝える



クラボウさんからご相談をいただくなかで、次のような経緯がありました。


◉1人1台のPCが支給されていない工場勤務のかたもいる

◉全従業員に、分かりやすく、アンコンシャスバイアスについて伝えたい 人事部門の皆さまのこのようなご意向をうけ、

e-Learning形式ではなく(PCにアクセスして動画で学ぶという形式ではなく)、

冊子をオリジナルで制作し、配布しましょう!となりました。



「アンコンシャスバイアスは誰にでもあるもの」

「アンコンシャスバイアスがあることは悪くない」


このことを前提に、


「ただ、アンコンシャスバイアスを意識しないと(気づかずにいると)、知らず知らずのうちに相手を傷つけることもあるかもしれない。一歩踏み出す勇気(キャリア形成)にも影響をおよぼすかもしれない」



といったことを、丁寧に伝えるべく、打合せを重ねたうえでできあがったのがこの冊子でした。様々な職種、性別、年代、出身地、役職などを意識して出来上がった1冊。漫画もいれて、分かりやすく伝えるというアイデアは、すべて、倉敷紡績の人事部の皆さんによるものでした。








「冊子を配布して終わり」ではなく、冊子を読んだうえで、様々な取り組みを重ね合わせる。丁寧に、丁寧に、アンコンシャスバイアスの浸透をすすめていく。その大切さを、お仕事をご一緒するなかで学ばせていただいたように思います。



冊子配布から数ヶ月後。

「役員・管理職」の皆さんを中心に約200名の方が参加をされた講演会。そのような取組みについても、クラボウさんのHPにのっています。ぜひ、ご覧いただければと思います!


https://www.kurabo.co.jp/omoshiroikoto/s2/ep6/




 


「これって、私のアンコンシャスバイアス?」

この言葉が合言葉となることで、ひとりひとりがイキイキと活躍する組織へ、

一歩でも二歩でも近づいてゆく。そう、思います。

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