アンコンシャスバイアス(unconscious bias)を知る、気づく、対処することで、ひとりひとりがイキイキする社会をめざす一般社団法人アンコンシャスバイアス研究所は、全国の小・中学校の子どもたちを対象とした「アンコンシャスバイアス授業」のプログラムを開発いたしました。プログラムの提供開始にあたり、全国の小・中学校(先着20校)を対象に、アンコンシャスバイアス授業の無償提供の募集もスタートします。

 

子どもむけのアンコンシャスバイアス授業は、

「自分も含めた一人ひとりを大切にしよう」といった心を育んだり、

「SDGsのジェンダー平等、不平等を無くす、平和と公正、パートナシップの重要性に気づくきっかけ」を提供したり、

「自らの可能性を信じるキャリア教育(進学・進路などの将来)」としてなど、子どもたちの可能性の幅をひろげるための機会を提供します。

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※​なお、文部科学省の「若者のためのライフプランニング支援の推進事業」において、特に学校現場において、子どもたちが自身のライフキャリアを固定的な性別役割分担意識にとらわれず考えられるようにするため、指導的立場にある教員が、自身のアンコンシャスバイアスに気付くためのプログラム開発の必要性が提言されており、今後は、教員むけの研修・講座も提供予定です。また、教員による「子どもたちへのアンコンシャスバイアス授業の実施支援講座」も、今後、提供予定です。

■授業の感想(小学校5~6年生より)

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アンコンに気づかなかったら、友だちとの仲が悪くなったり、自分が傷ついてしまったりと、けっこう大変なことになってしまうと気づきました。だから、アンコンに気づこうとすることが大事なんだなと思いました。私は、アンコンは自分の身のまわりの人にたくさんあるものなんだと知り、そのアンコンに気づいて、だれも傷つけないようにしたいと思いました。​

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私は前に出たりすると緊張してうまくしゃべれなくなったりするのですが、このアンコンを考える授業で、友だちと意見を交換して「ちょっと頑張ったら自信がつくかも」と思えた気がしました。ふだん、あたりまえに思っていたことを考えてみることが面白かったです。

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この授業をうけなかったら、きっと絶対無理とか言って、自分で自分を不安にしたり、とまってしまうことがあったかもしれないと授業をうけて思った。

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アンコンを考えなかったら、もしかしたら人との深いつながりも、偏見で、無くなったかもしれない。ちゃんと相手を知ってから人と付き合っていこうと思った。

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ぼくはアンコンシャスバイアスを知って、気をつけようと思ったことがあります。それは、相手の表情を見たり、きめつけたりしないよう気をつけようと思いました。そしてアンコンに気づくために意識しようと思いました。アンコンについて、もっと調べたくなりました。

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授業をうけられて、とてもよかったです。気をつけようと思ったことは、自分の口ぐせです。私は「どうせ~」や「絶対~」などが口ぐせなので、それで自分が正しいと思って、意見をおしつけようとしてしまうので、そこを気をつけたいです。

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自分の思いこみや、勝手な考えがよく分かりました。自分のしたことや、言ったことで、誰かが傷ついているかもしれないと思うと、この授業で、そのことが分かってよかったと思います。

■子供たちからでてきたアンコンシャスバイアス

「メガネ」の人は、まじめだ!

と決めつけていた

「私に、発表はできない」と

決めつけている

「この役割は私には無理」と

思いこんでいる

「男子だったら、これぐらい

出来ないと」と思いこんでいる

この子は絶対〇〇じゃん

と思ってしまう

机にうつぶせになっていると、

泣いているかと思いこむ

この水たまりは浅いだろうと思ったら、深かった

女性は家事、男性は仕事をする人」と決めつけていた

食わずぎらいもアンコンだと

気づいた!

みんながしていることを、

ついしてしまう

泣いていると、悲しいのかな

と思いこむ

札幌は台風がこないから大丈夫!と思いこんでいる

■札幌市立あいの里東小学校 教員 角井先生のコメント

アンコンシャスバイアスの授業は、子どもたちだけでなく、教員である私たちにとっても、非常に学び深き時間となりました。子どもたちは、自分のなかに思いこみがあることに気づくとともに、それによって、自分の可能性を狭めたり、誰かを傷つけることもある等、それぞれに、様々な気づきがあったように思います。授業後、クラスのなかで、「これって、アンコン?」「これは、アンコンだよねー」などの会話がいたるところから聞こえてきます。そして、子どもたち同士はもちろんのこと、子どもたちと、教員との会話においても、「これって、アンコン?」と、フラットに語り合うことができていることも、うれしい出来事でした。


昨年実施いただいた6年生を対象とした授業では、私にとって驚く出来事がありました。実はあの時期、私のクラスでは、SDGsについて学ぼうとしていたのですが、アンコンシャスバイアスと、SDGsの「5.ジェンダー平等」「10.不平等を無くす」「16.平和と公正」「17.パートナーシップ」とが、非常に関連しているということに気づいている子どもたちが何人か出てきました。そう考えると、アンコンシャスバイアスを学ぶことは、SDGsにつながる素晴らしい学びにあるということを改めて感じています。

今般、全国の小中学生にむけて、アンコンシャスバイアスの授業を広げていく取組みをスタートされるとのことをおききしました。「あいの里東小学校の子どもたちからの授業後の感想がきっかけとなった」という守屋先生のお言葉を非常にうれしく思っております。道徳の時間や、総合的な学習(探求)の時間などをとおして、ひとりでも多くの子どもたちがアンコンシャスバイアスを学び、知って良かった!気づいてよかった!が広がってゆけばと思っております。

​|小・中学生を対象とした授業の申込方法(先着20校まで無償提供)

アンコンシャスバイアス授業の導入に興味をお持ちいただいた小・中学校の教員の皆さま、教育委員会の職員の皆さまにおかれましては、まずは、「アンコンシャスバイアスとは?」についての説明会(無料セミナー)をご受講いただければと思います。​ 

【授業概要】

■担当講師:一般社団法人アンコンシャスバイアス研究所の認定トレーナー

■授業枠 :「道徳」「総合的な学習の時間」「SDGsに関する授業」など

■実施形式:「オンライン授業」or「リアル(対面授業)」

      *地域によっては、オンラインのみの授業提供となります

■授業回数:個別相談(1~2回の授業でカリキュラムを組んでいます)


【無償授業への応募方法】
■対象学校:全国の小・中学校(公立・国立・私立)
■実施学年:小学校5・6年生、中学校1・2・3年生

 *小学校4年生への授業提供は、個別に相談させていただいております

 *5~6年生が、同時に授業をうけることも可能な内容です
■授業期間:2021年9月 〜 2022年3月
■応募条件:

 ①無償授業の申込には、1校1名以上の教職員による「授業説明会」が必須です

 ②無償授業後は、「導入実績校」としてHPでご紹介させていただきます

■その他:

 *2021年度の無償提供枠は「先着20校」となり次第、終了とさせていただきます

 *授業日時・授業形式(リアルorオンライン)などは、個別に調整します

 *担当講師の指名はできません

【授業説明会について】

■次回開催日時:

 <これまでの実施履歴>

 ・2021年7月29日15時ー17時/19時ー21時

 ・2021年7月31日15時ー17時

 ・2021年8月29日9時ー11時

 ・2021年9月18日9時ー11時

 *10月以降の日時での参加希望は、コチラより

■参加費:

 無料

 *Zoom利用時の通信料はご自身の負担となります

■参加条件:

①小学校教員
②中学校教員
③義務教育学校教員
④高等学校教員
⑤教育委員会職員
⑥小~高校の管理職(校長・副校長・教頭)

⑦学校経営者

 

☆無償授業の対象は「小学校は4~6年生」「中学校1~3年生」ですが、
☆セミナー参加は、小学校1~3年生の担任の先生、高等学校の教員の皆さまのご参加も大歓迎です!
(高等学校での授業提供時は、有償でのお引き受けとなります)

■授業説明会の内容

【第一部】アンコンシャスバイアス講座

 *まずは、教員の皆さんご自身に「アンコンシャスバイアスとは?」を

  理解いただくためのセミナーを体感いただきます

【第二部】授業説明+質疑応答

■開催方式:

 オンライン(Zoomを利用します)

■授業説明会の申込開始日:

 下記ボタンより受付中

 

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​|授業実施事例のご紹介
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【2021年3月実施】

・学校名:札幌市立あいの里東小学校

・対象者:小学校5~6年生(約130名)

・授業枠:道徳

・形 式:オンライン授業(GoogleMeetを利用し、4クラス同時に実施)

【2021年6月実施】

・学校名:札幌市立あいの里東小学校

・対象者:小学校5年生

・授業枠:総合的な学習の時間

・形 式:オンライン授業(Zoomを利用、2クラス同時実施)

【2021年9月~】

・岩手県の公立小学校

・東京都の公立小学校

・愛媛県の公立中学校

全2回の授業カリキュラム

◇1回目の授業(45分)

・アンコンシャスバイアスとは何か?を知る

・​様々なワークをとおして「無意識」が自分にもあると体感し、「思い込み」をしている自分に気付いていく

◇宿題

・1週間後の授業までのあいだで、「私のアンコンを探そう!」

◇2回目の授業(45分)

・宿題を共有したうえで、アンコンシャスバイアスの影響を考える

・「アンコンシャスバイアスに気づかなかったらどんな問題があるのか?」

 「気づいたらどんないいことがあるのか?」等

​※学校との打合せにより授業カリキュラムはカスタマイズにてご提供します

​|企業イベント「ファミリーデー」での導入事例

アンコンシャスバイアスを知る、気づく、対処することで、ひとりひとりがイキイキする社会をめざす一般社団法人アンコンシャスバイアス研究所は、株式会社三菱 UFJ フィナンシャル・グループ(代表執行役社長:亀澤宏規、以下 MUFG)と共に、「未来の世代のチカラになる。」ことをめざし、MUFG社員の子どもたち(小学生・中学生・高校生)を対象に、「アンコンシャスバイアス」のワークショップを開催しました。

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■子どもたちへのワークショップ実施経緯
アンコンシャスバイアス研究所では、2021年7月より、全国の小・中学校にアンコンシャスバイアスの授業を届けるプロジェクトをスタートしました。「自分も含めた一人ひとりを大切にしよう」といった心を育んだり、SDGsの授業で導入されたり、進路・進学などをはじめ、「自らの可能性を信じる」といったキャリア教育をとおして、子どもたち一人ひとりの可能性をひろげるための授業を提供しています。この取組みに共感いただいたMUFGでは、社員とそのご家族を対象に今年度初開催した「MUFG Family Festa」において、社員の子どもたちに向けてアンコンシャスバイアスのワークショップを実施することとなりました。


■ワークショップ概要
日時:2021年8月21日(土)
対象:MUFG社員と、お取引先金融機関の子どもたち(小学生、中学生、高校生)
内容:
小学生対象「親子で学ぼう!アンコンシャスバイアス」
中・高校生対象「アンコンシャスバイアスを知って、自分の可能性を広げよう!

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​|メディア掲載情報
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出典元:日本教育新聞(2021年7月12日【3面】)

日本最大の教育専門全国紙である日本教育新聞にて、

アンコンシャスバイアス授業の取材記事が掲載されました。

 

記事内容は、「札幌市立あいの里東小学校」で6~7月にかけて行われたオンラインでのアンコンシャスバイアス授業(出前授業)についての取材記事となります。

☆MarkeZineに掲載されました:コチラ

​☆ICT教育ニュースに掲載されました:コチラ