top of page
  • 執筆者の写真アンコンシャスバイアス研究所

白百合学園小学校でのアンコンシャスバイアス授業(5~6年生)

先日、「私立白百合学園小学校の5-6年生(240名)」を対象に、2日間にわたり、アンコンシャスバイアス授業を担当させていただく機会をいただきました。


(オンラインでの出前授業の様子)



<1回目の授業>

1回目の授業は、台風接近とあり、自宅より、240名がzoomで一斉に集っての授業。

「アンコンシャスバイアスとは何か?」について、さまざまなワークを通してお届けしました。240名から、続々と届く「チャットへのコメント」は圧巻でした!


「それってあるある!」

「私にもアンコンある!」

「集団同調性バイアスって、付和雷同と同じだ!」

「私にも思い込みがあるー!」 などなど


次回の授業までに、アンコンシャスバイアスを探してきてね!と伝えて1回目の授業を終了しました。終了直後も、「有難うございました!」「次回が楽しみです!」「本当に面白かったです!」などの感想メッセージが続々とチャットに寄せられ、本当にあたたかい気持ちになりました。



<2回目の授業>


1週間後の授業では、お互いが見つけた身近なアンコンを共有するところからスタート。


(「ロイロノート」をつかってのワーク風景)



そのうえで、

「もしもアンコンに気付かなかったらどんな問題が起こるかな?」

「アンコンに気付くとどんな良いことがあるかな?」

について、ともに深く考える時間をもうけました。


(授業2日目の板書)



<授業後の感想(一部ご紹介)>


◆アンコンに気付かなかったら、いじめや差別が起きると思った

◆アンコンに気付いて自分の可能性を信じたら、やりたいことに挑戦できる気がする。

◆これからは、周りの人も自分のことも大事にしていきたいと思った

◆「100人が同じでも、101人目は違うかもしれない」を大切にしたいと思った。

◆「アンコン探し」を家族で続けていきたいと思いました。

◆アンコンを世界中の人に知ってもらうことが、第一の目標だと思います!

◆アンコンは、SDGsの「ジェンダー平等」「不平等を無くす」「パートナーシップ」などの目標にも繋がっていると思った。

◆私のアンコンにより、人を傷つけてしまうこともあると思いました。だからこそ、いつもと違う表情や態度に気づき、相手に寄り添うことが大切だと思いました。

◆10人中9人が同じ意見の人で、1人が違う意見でも、そのひとりは違うと多数決で 物事を正しいと思ってはいけないなと思いました。「ふつう」という言葉をできるだけ使わないようにしたいです。

◆私が一番心にのこったのは、「自分の可能性を信じよう」というひとことでした。

今がダメであっても、未来はできるかもしれない。このことで、私もできるかもしれないんだと思い、気が楽になりました。

◆「決めつけ」をなくし、より過ごしやすい社会を築くためには、それぞれがアンコンについて理解することが大事だと考えます。だから、身近なところで、家族などと、アンコンについて話し合い、気を付けるべきことなどを共有していこうと思いました。

◆これから、自分が「絶対~だよ!」といったときには、「これって、アンコンかも?」という風に気づいてみようと思いました。



(授業2日目の最後の様子)



本当に有難うございました!

皆さんからもらった感想文は宝物です!!

またお会いする日を楽しみに、ごきげんよう!!



アンコンシャスバイアスの特別授業


▼アンコンシャスバイアス授業とは?

bottom of page