|アンコンシャス・バイアスとは?

アンコンシャス・バイアス(unconscious bias)

「無意識の思いこみ」「無意識の偏ったものの見方」「無意識の偏見」など、さまざまな言葉で表現されている概念です。

例えば、このようなことを思うことはありませんか?

血液型で、

​相手の正確性格を想像することがある

「九州出身です」ときくと、咄嗟に、

​「お酒が好きな人だ!」と思う

「親が単身赴任中」ときくと、父親を思い浮かべる(母親の方ではなく)

「普通は●●だ」「たいてい●●だ」という言葉を使うことがある

「男のくせに」や「女のくせに」と

思うことがある

みんながコーヒーを頼むと、つられて「私も同じので」と言うことがある

性別、世代、学歴、社歴、部署などで、相手をみてしまうことがある

何をするにしても「相手との上下関係」を意識してしまう

育休を長期間取得をする男性社員は、昇格欲が低いと思う

いかがでしたか?これらは、日常や職場にあふれているアンコンシャスバイアスの一例です。

チェックがついたからといって、それが悪いわけではありません。

私たちは、過去の経験や見聞きしたことから、普通はそう考えるもの、知らず知らずのうちにそうしてしまうものと思えるものがあります。

◆アンコンシャスバイアスの何が問題となるのか?

しかし、そうしたアンコンシャスバイアスによって知らず知らずのうちに自分と違う考え方を受けとめられなかったり、違うアイデアを活かすことができなくなったりしているという悪影響をもたらすこともあるのです。

私たちは同じモノをみていても、人によりその解釈が様々ということがあれば、

私たちは同じ言葉であっても、人より感じ方は様々ということも多々あります。

例えば、「真面目ですね!」といわれて、あなたはどう感じますか?

嬉しいと感じる人もいれば、

イラッとするという人もいれば、

ショックだと感じる人もいれば、

何も思わない人もいるでしょう。

例えば、「若く見えますね!」といわれたらどうでしょう?

嬉しいと感じる人もいれば、

ショックに思うひともいれば、

何も思わない人もいるでしょう。

「誰に言われるか」による。

「時と場合」による。

といったこともあるかと思います。

このように、同じ言葉であっても、受け止め方は人によって、様々です。

「自分が言われてうれしいからといって、相手もうれしい」とは限りません。

良し悪しは、相手の心のあと味で決ります。

 

私たちは、解釈の世界に生きています。

世代、性別、職種、出身地、経歴などの属性などをもとに、

「あの人たちには、こんな傾向がある」といったこと思うことは、あるでしょうか?

 

「本当は、ひとりひとり違うのに」

「本当は、その時々でも違うのに」

 

私たちは、どこか無意識のうちに、

「この人たちは、こういう人だ!」

と、決めつけてしまっていることがあるかもしれません。

 

このような、無意識の思いこみは、仕事における場面だけでなく、プライベートの場面をも含めた人間関係に大きな影響をおよぼしています。無意識がゆえに、知らぬまに「誤解」がうまれ、人間関係をこじらせることもあるかもしれません。

◆ひとりひとりがイキイキと活躍するために

「これって、私のアンコンシャスバイアス?」が合言葉となることで、

一人ひとりがイキイキと活躍する社会に、

一歩でも二歩でも近づいてゆくことを願ってやみません。

合言葉は、「これって、私のアンコンシャスバイアス?」

(略して、「これって、私のアンコン?」)