|アンコンシャス・バイアスとは?

アンコンシャス・バイアス(unconscious bias)

「無意識の思いこみ」「無意識の偏ったものの見方」「無意識の偏見」など、さまざまな言葉で表現されている概念。

私たちの脳は、これまでに経験したことや、見聞きしたことに照らし合わせて、

あらゆるものを「自分なりに解釈する」という機能を持っている。

例えば、日常でこんなことはありませんか?

つい、「これまでのやり方」や「前例」に固執してしまう

「普通は●●だ」「たいてい●●だ」という言葉を使うことがある

何をするにしても相手との「上下関係」を意識してしまう

「男のくせに」や「女のくせに」など思ってしまうことがある

育休を長期間取得をする男性社員は、昇格欲が低いと思ってしまう

みんながコーヒーを頼むと、つられて「私も」と言ってしまう

​このように、アンコンシャスバイアスは日常にあふれていて、誰にでもあるものです。

ただ、あることそのものが悪いわけではありません。

問題なのは、気づかないうちに、「決めつけ」たり、「押しつけ」たりしてしまうことなのです。

私たちは同じモノをみていても、人によりその解釈が様々ということが多々あります。

私たちは同じ言葉であっても、人より感じ方は様々ということが多々あります。

例えば、「真面目ですね!」といわれて、あなたはどう感じますか?

嬉しいと感じる人もいれば、イラッとするという人もいれば、ショックだと感じる人もいれば、何も思わない人もいます。

例えば、「若く見えますね!」といわれたらどうでしょう?

嬉しいと感じる人もいれば、ショックに思うひともいれば、特に何も思わないという人もいます。

誰に言われるかによる。

時と場合による。

といったこともあるかと思います。

「私が嬉しいと思うことが、必ずしも、相手も嬉しいというわけではない」といったことをはじめ、私たちは、そのことを意識していないと、知らず知らずのうちに誰かを傷つけてしまうことがあるかもしれません。

アンコンシャスバイアスは、人や組織に対してだけでなく、キャリアや、イノベーションや、ハラスメントなど、実に様々な影響をおよぼしています。

企業での導入事例

・「ダイバーシティ&インクルージョンの推進」のために

・「部下育成」のために  

・「イノベーション」をうみだすために     

・「ハラスメント」につながる言動をなくすために

・「一人ひとりがイキイキと活躍する組織」をめざすために

・「キャリア形成」のために

・「人権啓発」のために    等々

一般社団法人アンコンシャスバイアス研究所では、様々な方法で、アンコンシャスバイアスの概念をお伝えしています。

また、同時に「社会課題」にアンコンシャスバイアスがひそんでいることを伝えることについても、積極的に取り組んでいます。

設立背景でもお伝えしていますが、例えば、「がんの経験者」やそのご家族、職場の仲間を対象に「がんに対するアンコンシャスバイアスに気づく」をテーマにお届けすることで、思いこみに気づいて、少し気持ちがラクになったとの声をいただくことがあります。

 

一人ひとりがイキイキとする。

ほんの少し、一歩踏み出す勇気につながるかもしれない。

アンコンシャスバイアスを知って、少し世界が違って見えるようになった。

 

そんな声に、勇気づけられながら、「これって、私のアンコンシャスバイアス?」が合言葉となり、一人ひとりがイキイキと活躍する社会に一歩でも二歩でも近づけたらと思っています。  

「これって、私のアンコンシャスバイアス?」

(略して、「これって、私のアンコン?」)